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本日のノルマまで100歩
早朝まで本を読みふけっていたせいで
目が覚めたら9時をまわっていた
昨日は、雨こそ降らなかったがどんよりとした曇り空
3年振りとなる京都の三大祭りのひとつである時代まつりをみにくのをやめにしていた
少しだけ後悔したものの
ひと昔と違い、今はYouTubeによりリアルタイムで鑑賞することができる
といっても、5分もみると飽きがくる
気がつけば、夕刻時まで寝ていた
そのせいもあり、夜はまったく眠気が襲ってこなかった
結果的にそれが、先に述べたように5時ごろまで起きてしまった要因である
35歳になろうとする中年男にとってこの生活バランスの崩壊を招く行為に対し
少々、反省した
そこで、本日は晴れ渡る外をみて
どこでもいいからと散歩に出かけることにした
散歩する目的は
腕に装着しているスマートウォッチが本日のノルマ9000歩という表示をみてのことだ
これをクリアすれば
明日は、一万歩というぐあいに
ノルマがどんどん増えていく。逆にノルマ達成できなければ目標値が減る
よく運動していた時のノルマは1万5千歩ぐらいだったから
サボり気味となる
長岡天満宮こと天神さん 祖父母が生活していた長岡京市
共働きの両親が私を預けていたため、ここによく訪れていた懐かしの思い出の地でもある
境内に広がる八条ヶ池 この池を楽しめるようにと
水上橋が架けられているのもこの神社の特徴かとおもう
七五三の方で賑わっていた 天気もいいこともあり、子供連れの家族が多く参拝
なんだか場違いのような気がしたので、写真だけを撮るに留めた
天神さんの境内を歩くだけではまだまだノルマ達成とならないので
久々に長岡市街を練り歩くことにした
阪急 長岡天神駅 天神さんから徒歩5分程度に私鉄の阪急がある
この駅は、特急が停まるという最大の魅力がある
なので、終点の梅田まで特急ならなんと30分で到着してしまう
しかも片道380円
ちなみに、JRの長岡京駅もこの界隈に存在するが
こちらは、時間こそ30分程度だが運賃は560円とかなり開きがある
村田製作所が目印のJR長岡京駅 なので、私にとってJRはちょっとした贅沢というイメージを持っている
今回は、阪急からJRの駅まで歩いてみることにしてみた
幼少期のころとだいぶ様相が変わっていて驚いた
非常に歩きやすく綺麗な街並みと化していた
対する阪急長岡天神駅の周辺は
通勤ラッシュ時は人だらけとなる 大坂の下町にきたような雰囲気となる
ただ、こちらのほうが私にとって気取らなくていいような感じがするので
好きだったりする
阪急からJRまでの往復でそれなりに歩数を稼ぐことができたので
こちらの方でコーヒーを一杯頂くことにした
初めて訪れた純喫茶 マクドやドトールなどのチェーン店もあるが
文庫本を片手に滞在するならやはりこちらとなるだろう
持ちだしてる本は
世に棲む日々 著 司馬遼太郎
吉田松陰の半生を追った小説となる
店内にすでに3人組が待機していたが
1人だった私のほうを優先してくれた
さすがに、日曜日のお昼時は混みあっていた
ここでランチメニューを注文するのがベターだとおもうが
今晩はすき焼き
サンドイッチぐらいならいっか。とはおもったが
ぐっとこらえ
アイスコーヒーのみとした
店員さんも多くのお客さんでバタバタしていたため
客単価としては低いが手のかからない優良客として演出することにした
こちらとしても、歩き疲れた体を癒さればいいだけなので。
このお店では
吉田松陰の叔父である玉木文之進についての章を読み切ることができた
勉学を教えるにあたって鉄拳制裁で非常に厳しくそして真面目な人物だったらしく
その教えこそが吉田松陰の根源とされていた
しかし、この文之進
明治に入りすぐに、自分の教育方針が間違っていたと嘆き
吉田松陰の妹に自害する旨を伝え
身内の墓の前で切腹してこの世を去ったとされている
この著者である司馬は彼の教育の在り方を評している
ただ、今の時代これをすると人によっては虐待と捉えられかねない
これからの子供との接し方については全く新しいアプローチが必要になる
そう結論付けて
店を後にし、また天神さんまで歩くことにした
理由は歩数が足りないから・・・・
それでもノルマ達成できず
仕方なく、一旦帰ってからまた夕方にでも歩くことにした。